今日も1日が始まった 今日はきっと暑い 暑くて起きたから外はとても暑いんだと思う ベッドから出ると立ちくらみでフラついて壁に靠れる 机の上のビニール袋を逆さまにする 中身のアップルパイとホットドッグがボトボトと落ちる アップルパイを一口だけ齧ってあとはクシャクシャに握り潰してゴミ箱に捨てる ヤクルトを一本だけ飲む 少し悲しくなって涙ぐみながら飲む それでまたベッドに戻る そんな毎日が始まった
死にたいと言っているのは決して死にたいんじゃない 死にたいけど死なない前提で死にたいと言っているなぜなら わたしは今死んでもかっこよくないんで死なない
普通になりたいと思う時点で負けている ただただ普通の個性のない女として普通に人生を全うしたいとそう願うばかりで どうして生きているんだという問いに対しての答えは一生見つからないし
きっとわたしに心から愛する人ができて その人に一緒に死のうと言われたらわたしは喜んで死にに行くのか
未来のことなんて誰にもわからない 推測する時間も手間ももったいない ならば今日1日を自分のやりたいように生きるべきで わたしは何をしたいのか わたしは
普通の女の子はこんな風にブログを書いたりしない 普通の女の子は普通の女の子と一緒に新宿のスタバで新作のフラペチーノを飲んでインスタグラムに載せるんだ 普通の女の子は